毎月スマホに5,000円、7,000円、場合によっては1万円近く払っている。
「これって普通なの?」と思ったことはないでしょうか。
結論から言うと、一人暮らしのスマホ代は月5,000円台がひとつの平均です。
総務省の「家計消費状況調査」によると、2026年4〜6月期の単身世帯におけるスマートフォン・携帯電話などの通信、通話使用料は月平均5,595円。
ただし、ここで「5,595円なら自分もそのくらいでOK」と考えるのは少し早いです。
スマホ料金は、どの会社を使うかでかなり差が出ます。別の調査ではMVNO利用者の通信+通話料金は平均1,979円。使い方が合えば、月1,000〜3,000円台まで下げるのは十分現実的です。
一人暮らしでスマホ代が月5,000円を超えているなら、一度見直す価値あり。
特に自宅にWi-Fiがあり、月のモバイル通信量が10GB以下なら、月1,000〜2,000円台まで落とせる可能性があります。
一人暮らしのスマホ代は平均5,595円
まず、「普通はいくら払っているのか」から確認します。
総務省統計局の家計消費状況調査では、2026年4〜6月期の単身世帯について、スマートフォン・携帯電話などの通信・通話使用料が1世帯あたり月5,595円となっています。
ここで大事なのは、これは「スマホに関係する請求額を全部合計した平均」とは限らないこと。
同じ統計でも「スマートフォン・携帯電話の本体価格」は別項目になっています。
つまり、5,595円は主に回線・通話にかかっている費用の目安として見るのが分かりやすいです。
平均4,198円というデータもある。どっちが正しい?

スマホ代を調べると「平均4,000円くらい」「5,000円以上」など、違う数字が出てきます。
これはどちらかが間違いというより、調査対象と料金の集計方法が違うためです。
MM総研が2026年7月に行った調査では、スマートフォン利用者全体の月額利用料金は平均4,198円。
この「月額利用料金」は、通話料+データ通信料。端末代の分割支払いは含まれていません。
| 調査 | 対象 | 月額 |
|---|---|---|
| 総務省 家計消費状況調査 | 単身世帯 | 5,595円 |
| MM総研 | スマホ利用者全体 | 4,198円 |
なので、この記事では「平均はだいたい4,000〜5,000円台」と考えつつ、自分の使い方ならもっと下げられないかを見ていきます。
格安SIMならスマホ代はどこまで安くなる?
ここが一番気になるところ。
MM総研の2026年7月調査では、サービス別の平均月額料金は次のとおりでした。
| 利用サービス | 通信+通話の平均 |
|---|---|
| 大手4ブランド | 4,853円 |
| サブブランド | 3,296円 |
| MVNO | 1,979円 |
大手とMVNOでは、平均で月2,874円の差があります。
年間なら3万円以上。
固定費は一度下げると、その後はほぼ自動で節約が続きます。食費を毎日100円削るより、スマホ代を一度3,000円下げる方が楽な人も多いはず。
一人暮らしならスマホ代は月いくらを目標にすればいい?
使い方によりますが、目安はこんな感じです。
| 使い方 | 目標金額 | データ量の目安 |
|---|---|---|
| ほぼWi-Fi | 1,000〜1,500円 | 3〜5GB |
| SNS・音楽も使う | 1,500〜2,500円 | 5〜15GB |
| 外で動画も見る | 2,000〜3,500円 | 20〜30GB以上 |
これは「絶対この金額にすべき」という基準ではありません。
ただ、自宅にWi-Fiがあるのにスマホ回線だけで毎月7,000〜8,000円払っているなら、かなり見直し余地があります。
そもそもスマホは何GB使っている?中央値は4GB
スマホ代を下げるとき、料金より先に見てほしいのがデータ使用量です。
MM総研の2026年7月調査では、月間モバイルデータ通信量は平均13.94GB。
ただし、中央値は4GBでした。
さらに54.2%のユーザーが月4GB以下。
平均だけ見ると「14GBくらい必要なのか」と感じますが、実際には半数以上が4GB以下に収まっています。
自宅Wi-Fiがある一人暮らしなら、意外と3〜5GBで足りる人は少なくありません。
詳しくは3GBで足りる?一人暮らしのスマホ通信量の目安で使い方別にまとめています。
スマホ代が高くなる原因はだいたい5つ
1. 使っていない大容量プランを契約している
毎月5GBしか使っていないのに、30GBや無制限プランを契約している。安心感はありますが、使わない容量に毎月お金を払うことになります。
2. 不要な通話・保証・コンテンツオプション
端末保証、留守番電話、動画や音楽サービス、セキュリティ、通話定額など。「最初に付けたまま忘れている」オプションは要チェックです。
3. 端末代が高い
通信プランが月2,000円でも、端末代を毎月4,000円払っていれば請求は6,000円になります。
MM総研の2026年7月調査では、スマートフォンの平均購入金額は81,747円。iPhoneは平均114,234円でした。
4. 家族割がなくなったのに昔のプランのまま
実家にいた頃は家族割が効いていた。一人暮らしを始めたあとも、そのまま同じプランを使い続けている。そんなケースもあります。
5. 「面倒だから」で乗り換えていない
今はMNPワンストップ対応サービスも増え、オンラインで完結しやすくなっています。
乗り換え自体が不安なら、格安SIMへの乗り換え手順を6ステップで解説から確認してみてください。
スマホ代を安くする5ステップ

STEP1|直近3カ月のデータ使用量を見る
まず料金プランを見る前に、今何GB使っているか確認します。1カ月だけだと旅行や出張でブレるので、できれば3カ月。
STEP2|今の会社で安いプランがないか確認する
いきなり乗り換えなくても、同じ通信会社内でプラン変更するだけで下がる場合があります。特に大容量から小容量へ落とせるなら、まずここを確認。
STEP3|不要なオプションを外す
請求明細を開いて、基本料金以外を一つずつ見る。「使った記憶がない」サービスがあれば、必要性を確認します。
STEP4|格安SIM・オンライン専用プランと比較する
ヒトリコスで取り上げている主な選択肢だと、2026年8月時点ではこんな料金があります。
| サービス | 料金例 | 向いている人 |
|---|---|---|
| IIJmio | 5GB 950円 | とにかく月額を抑えたい |
| LINEMO | 3GBまで 990円 | LINEをよく使う |
| 楽天モバイル | 3GBまで 1,078円 | 使用量が月によって変わる |
| mineo | 3GB 1,298円 | パケット放題を活用したい |
| povo | 5GB/30日 1,380円 | 必要な分だけ買いたい |
| ahamo | 30GB 2,970円 | 30GB+5分通話無料が欲しい |
※税込。2026年8月17日時点。キャンペーンではなく通常料金を中心に掲載。
全体から選びたい人は、一人暮らしにおすすめの格安SIM比較へ。
STEP5|端末代を含めて「総額」で考える
「回線を安くする」と「端末を安く買う」は別問題。ここを分けて考えると、自分のスマホ代が高い原因が見えやすくなります。
月5,595円から2,000円に下げると年間いくら浮く?
単身世帯の平均5,595円から、月2,000円へ下げられたとします。
差額は月3,595円。1年間なら43,140円です。
月1,500円なら差額は4,095円。年間では49,140円。
一回プランを変えるだけで、毎年4〜5万円近く固定費が変わる可能性があります。
一人暮らしならどの格安SIMを選ぶ?
月5GB前後・安さ優先 → IIJmio
5GB 950円。自宅Wi-Fi中心で料金をかなり下げたい人には有力。
IIJmioは一人暮らしにおすすめ?
LINEをよく使う → LINEMO
3GBまで990円。LINEギガフリーがあるので、LINEをよく使う人と相性がいいです。
LINEMOは一人暮らしにおすすめ?
毎月のギガ数がバラバラ → 楽天モバイル
3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、その先は3,278円の段階制。
楽天モバイルは一人暮らしにおすすめ?
ギガを節約しながら使いたい → mineo
パケット放題の仕組みが特徴。
mineoは一人暮らしにおすすめ?
必要な月だけ買いたい → povo
基本料0円からトッピングを追加する方式。
povoは一人暮らしにおすすめ?
30GB使う・通話も少しする → ahamo
30GB 2,970円で5分以内の国内通話無料が付いています。
ahamoは一人暮らしにおすすめ?
一人暮らしのスマホ代についてよくある質問
スマホ代が月5,000円は高い?
単身世帯の平均5,595円と比べれば極端に高いわけではありません。ただ、MVNOの平均は2,000円前後なので、データ使用量が少ない人ならもっと下げられる可能性があります。
月1,000円台でも普通に使える?
使えます。自宅Wi-Fi中心で3〜5GB程度なら、1,000円前後のプランもあります。ただしMVNOは混雑時間帯に速度が落ちる場合があるため、安さだけでなく通信品質も確認したいところです。
スマホ代に端末代は含めて考えるべき?
家計としては含めた方が分かりやすいです。ただし「通信プランが高いのか」「端末代が高いのか」を判断するため、明細では分けて確認しましょう。
一人暮らしなら何GBあればいい?
自宅Wi-Fiがあるなら3〜5GBで足りる人も多いです。2026年の調査では月間モバイル通信量の中央値は4GBでした。
まとめ|一人暮らしのスマホ代は「平均より、自分に必要な額」で考える
2026年4〜6月期の単身世帯では、スマホ・携帯電話の通信・通話使用料は月平均5,595円。
ただし、平均はあくまで平均。
MVNO利用者の平均は約2,000円で、今のプラン次第では月1,000〜3,000円台まで落とせる余地があります。
まず見るのは「今何GB使っているか」。その次にプラン、オプション、通信会社、端末代。
毎月数千円の固定費は、1年で見ると数万円。スマホ代が5,000円を超えているなら、一度だけでも料金明細を開いてみる価値はあります。

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